2019 予想 第24回ユニコーンステークス(GIII)

 東京競馬場ダート1600mで行われる三歳限定牡牝混合のユニコーンステークスを予想する。
 土日の天気がたいへん怪しく、特に土曜は雨となるだろうが日曜には回復するらしいのでそこまで気にしなくてもいいかな、と。
 雨よりも展開とペースの方が気になる。芝馬も含めてやたら前に行く馬が多い一戦となっているが、この頃の府中のダートは差しがちょっと決まりにくいように個人的に思っているので、さてどうなるか。当たる当たらないは別として面白いレースになりそう。

 

◎8デュープロセス
 三歳のダートオープン特別2戦(昇竜S、青竜S)を含めて4連勝中、今の所連対率は100%。馬柱が綺麗ということもあるし、連勝している馬は負けるまで買えともよく聞くが、何より脚質がこの頃の府中にぴったり。上で書いたように今回はやたら前に行く馬が多いのでいつもよりは控えるかもしれないがそれでも道中は中団より前の位置を取りに行くはず。ダートレースにおける王道的な脚質で非常に頼もしい。
 このレースは1,2,3番人気の総崩れはない、というデータもあるし軸馬は人気上位馬でよいと思われるので、鞍上込みで本命。

◯6デアフルーグ
 ダートと言っても府中なので直線長いし、世代限定とはいえクラスが上がるにつれ差しが決まりだすのが常、と考えれば差し勢筆頭はこの馬。前走こそデュープロセスにクビ差の2着だったが、この馬にとってはそれが初めての敗戦で、こちらも戦績を見れば連対率100%。中山で差しに回って3連勝している辺りに強さを感じるし、1800を走っていたわけで距離不安もない。展開次第な面があるが、地力の違いで強引に馬券圏内に入れそう。

 

▲3ヴァイトブリック
 前走兵庫チャンピオンシップ組は本レースと相性がかなり良く、そこで2着しているように力はあるし、ここと同舞台のヒヤシンスSも2着している。この馬も好位差しのタイプでこの頃の府中に合う。前走で負かされた化物のように強いクリソベリルはジャパンダートダービーに直行で不在なので、ここは格好はつけてほしい所。鞍上戸崎はこのコース、勝率はアレだが複勝率がべらぼうに高い。この馬を馬券から切るのは危険だ。
×13ニューモニュメント
 ほぼほぼシンガリからの追い込みしかできない馬だが、何度も言うように展開が向く可能性はじゅうぶんあるし、差し馬の中では昇竜S2着、青竜S3着と実績は上の方だ。

 

△10ヴァニラアイス
 牝馬が好走するイメージは薄いのだがオープン特別の端午Sを勝っているとなれば話は別。むしろ課題は距離の方だろう。前目に行くので、外枠なのは良い。
△11ダンツキャッスル
 派手な逃げで前走を楽勝しており、一方でダート戦初戦の阪神の未勝利戦では後方から差して2着だったので、あながち絶対逃げるとも限らない。その点、鞍上が幸という所が不気味なのでおさえ。
△14ノーヴァレンダ
 休み明けの叩きに使った前走伏竜Sでデアフルーグに1.4秒離された5着はちょっと頂けないが2歳ダートチャンピオンだし切れないなあ。差しが届かない馬場や展開だった場合は勝ち負けできるぐらいのポテンシャルはある、何せGI馬だし。2歳時のように二番手をとれるかが鍵なのだろう。

穴7ザディファレンス
 府中で穴をあけるとしたら差し馬でしょ、ということで浮上してきたのがこの馬。前走は500万(1勝馬クラス)とはいえ、1馬身半の着差をつけて勝っている。課題は距離だが、後方からなので1ハロンくらいは誤魔化せるでしょう。
 勝ちは今回は捨ててもらって着拾いに徹せば展開次第で3着食い込みはあっておかしくない。前走府中ダートで1番人気1着馬が昇級初戦とはいえここまで不人気ならおさえたくもなる。

 

買い目
ヒモ荒れを期待して広めに流す
3連複8-3,6,7,10,11,13,14 21点
デムーロ不発だった場合のケアとして対抗馬からの枠連
枠連4-2,4,6,7,8 5点

GOOD LUCK!