2016 予想 第67回チャレンジカップ(GIII) 少々のデータも含みつつ
施行回数の歴史だけあるザ・隙間重賞で長らく秋口の朝日CCで定着していたが2歳牡馬GIが阪神に移ってきたので朝日の名が取り上げられて呼びづらくなった。阪神芝1800m外回りハンデ戦になって、今年で5回目。このままの条件で定着するかと思いきや大阪杯GI昇格に伴い、金鯱賞が春に移るので、来年2017年からは1週早まって阪神冬開幕週の別定芝2000mでやるとのお達し。有馬記念のステップにしたいんかな。というわけでこの条件は今年で最後になる。なんだか不遇な重賞である。
で、予想だがハンデ戦にフルゲートでカオス。広めに網放ってかかったら香港の資金にしたいものだが。
重視するとしたらコース傾向か。
(1)外回りなので上がり3ハロンの速さが欲しい。
(2)前走だけでなく近3走程度連続して上がり3ハロン3位以内が欲しい。
(3)阪神芝での上がり3ハロン実績が欲しい。
フォーメーションを組もうと思うのでこういう条件で軸を考える。
んで、開幕週の先週は雨が降っていたからそのまま参考にはできないが、やはり前がかなり頑張る。古馬オープンや準オープンでも残る。今回は逃げ馬が4頭前後いそうだから逃げ切りもSペースにもならんと思うが注意はしたい。
過去4年分しかデータが出せないので参考の中の参考扱いだが、意外に傾向と特徴は出ている。
前走別データをとれば
前走1着馬(格問わず)で[1.3.1.9]と好調。
前走重賞組は[3.2.1.20]で着順には目をつぶるべきだが馬券の中心である。
前走オープン特別組[0.1.1.28]とふるわず。
前走1600万条件は[1.2.1.5]と侮れない。多分軽斤量で出走できて、かつ勝ち上がりの勢いがプラスに出ているのだと思う。
◎14ブラックスピネル
世代限定重賞で4着4着5着、前走は富士Sを使って7着。というわけで斤量は55kgにおさまった。末脚が持ち味であり阪神も得意で[0.2.0.1.0-0]だし上がりも速い。実を申せば鞍上ルメールにつられて軸にした。複勝圏には持ってきてくれそう。
2列目
◯1フルーキー
昨年の覇者であり、一昨年の2着馬、他阪神コースに限らず重賞を好走してきた実力馬で今春のエプソムCまではGIII安定勢力のメンツを保っていた。しかし秋になってからの2走が微妙。前走はオープン特別で5着だし、斤量57.5kgと重く、脚質後方なのに最内。かなりやりづらい条件がコンボしているが、デムーロが本気に出したら何とかしてしまうかもしれない。GIIIで本気になってくれるかどうかだが。
☆5ヒストリカル
来月には8歳になるが近親カンパニーの良血晩成馬。2012年にアンカツが毎日杯を勝たせて以降は、オープン大将として君臨。侮れないのは今年の毎日王冠3着、昨年の当レース2着馬であること。ほぼシンガリまで下げて追い込むから当然だが常に上がりは速い。それでいて逃げ先行は揃っているから昨年の再現ありえて不思議でない。前走秋天なのも好材料。
☆8タッチングスピーチ
昨年のローズSの勝ち方が鮮烈だった。ぶっつけの前走エリ女では結果が出なかったが叩き2戦目で快勝したこの舞台なら。
△2ダノンメジャー
前走1600万特別の勝ち馬で1枠の逃げ馬。京都2歳Sで2着と素質は持っている馬で逃げ残り注意。
△4ベルーフ
京成杯で重賞勝ちに小倉記念を2年連続2着で、近3走で上がりの速さをマーク。この馬も前走オープン特別なのが微妙な所だが力量は上位で馬齢的に枯れているわけでもない。
△11シルクドリーマー
大穴かな。7歳にしてやっとオープン昇格、前走は1600万条件で差し切り。速い上がりは出せる馬。53kgはかなり恵まれたと思う。今年重賞で勝てない岩田だがアタマで買えないというだけ。
△15マイネルハニー
逃げ残りを注意して。スプリングSはハナ叩いて2着したわけだが、前走福島記念は2番手に控えて4着した。安易に切れない。
△17ヒルノマテーラ
前走エリ女は厳しかったが阪神2000mのマーメイドSを上がり最速で2着。ここも通用してよい。
買い目
3連複フォーメーション 18点
14-1,5,8-1,2,4,5,8,11,14,15,17