2017 予想 第19回東京ジャンプステークス(J・G3) 06/24(土)東京8R発走14:00

 

 今週で阪神競馬と共に春の東京競馬開催も終わる。そんな春の東京開催、最後の重賞は、土曜8Rの障害重賞、東京ジャンプステークス(J・GIII)である。
 東京ジャンプステークスは東京障害特別(秋)として1956年に設立。1999年東京オータムジャンプ(J・GIII)に変更、2009年に春開催に移り、現在の東京ジャンプステークスとなった。歴史ある障害重賞である。
 
 で、この障害重賞は結構荒れる。2009年の春開催移動以降、毎年14頭が出走していて、その事も原因しているだろう。実際、東京オータムジャンプ時代も含めて過去に遡ると1999年にやっと8頭立てが見つかるくらいである。
 今年は9頭立てと開催時期を移されて以降初めての10頭割れだが、荒れるレースである事を意識してなるべく広めに拾っていく予想を組み立てた。

 

 東京競馬場障害コースにおける障害は取り立てて難しいものはない。やっぱり東京という事で平地コースほどでないにしろ直線が長い、463m(直線芝)。一応、直線にハードル障害が一つあるが難易度が低いし、直線の前半に設置されていて、やはり差しが効く。
 障害レースなので基本的に先行馬が有利な点は変わらないが重賞ともなれば話が違ってくる。軸、相手も含め、他の障害コースでは敬遠しがちな差し馬追い込み馬にも注意が必要である。

 


フォーメーション1列目
◎9オースミムーン
 東京障害コース(3.0.2.2/7)、複勝率は71%。東京競馬の障害重賞は東京ジャンプS(J・GIII)と東京ハイジャンプ(J・GII)の二つがあるが両方に好成績をマークしてきている。東京ハイジャンプは1勝3着2回、東京ジャンプSは1勝着外1回。15年の当レース覇者。本来ならこの馬の実績は抽んでているので3連単のアタマにしたっていいくらいだが、故障などあって近3走で急に崩れてしまった。別定とはいえ一番重い61kgだし、旬を過ぎた感ゆえに印としては本命を打つが、懐疑的ではある。
◯3ハギノパトリオット
 本命馬がやや信頼欠けるという事でこの馬を。新興勢力で今回で障害重賞初出走。昨年暮れに障害未勝利を脱し、障害OPレースで走って2勝2着1回、連対率100%。特に前走と前々走の勝ち方は強い。8番手に構えてマクる競馬で2連勝しているので今回も差しにまわるだろう。
 不安点があるとすれば、障害レースで使ってきたのがローカルの福島新潟中京で主要4場は初となる所。

 

2列目
▲8シンキングダンサー
 控えて中団みたいなポジションで行くか、まあ逃げではなく先行し好位から、という想定でいる。中山のペガサスジャンプS、イルミネーションSを両方3着、前走は福島の障害OPで圧勝。東京の春麗ジャンプSは6着だが着差はそれほどでもない。快勝した前走の勢いも買って。
☆2スズカプレスト
 今回の出走馬を見ていると、ハナに立つかな? できれば2番手でいてほしいが。というように、逃げもあり得るはっきりした先行勢の最右翼として買い目に。障害未勝利脱出以降、勝ちきれないが4戦連続で馬券内を確保している、前走の京都ハイジャンプ(J・GII)も含めて。粘り腰ある。
(◎、◯を足して2列目4頭)

 

3列目
△6グッドスカイ
 連下にまわしたが侮れない一頭で、既に障害OPで勝ち鞍をあげており、他障害OP3着2回。着外だったのは阪神スプリングJ(G・GII)のみで、おまけに6着なので負けすぎてない。積極的に買いたくなる材料がやや不足している。
△5ピースメーカー
 素晴らしい末脚を持つ。障害未勝利を脱した直後だが、東京競馬場障害コースは絶対に合う。穴を期待。
(印つけた馬全部足して3列目6頭)

 

買い目
3連複フォーメーション
3,9 → 2,3,8,9 → 2,3,5,6,8,9 の14点。
オッズが出てからガミる組合せは金額調整する。

GOOD LUCK!!