2018 予想 第20回京都ハイジャンプ(J・GII) 3930m

 京都障害コース3930mのコーナーの数、実に10回だ。直線も芝外回りの約半分で、後方脚質の場合、最終コーナーでまくって先頭に並びかけるくらいでないと厳しい。言うまでもなく先行有利だ。
 加えて、今回のメンツ、先行馬が少ない。逃げ先行馬を積極的に狙っていきたい。


◎3アスターサムソン
 障害未勝利戦では他が弱くて前目で運べるがクラスがあがると追走できなくなる、というケースが往々にしてあるのだが、本馬は違う。
 昇級初戦こそ中団に下げたが、前走の三木ホースランドJSで二馬身半差をつける逃げ切り圧勝。これだけ楽に障害オープン特別を勝ったからには重賞での活躍も期待できる。しかも今年の京都ハイジャンプに同型不在だ。面白い逃げ馬だろう。

 

◯7マイネルフェスタ
 施行距離こそ違えど京都ジャンプS(JGIII)(3170m)を勝っている点は大きい。2016年の京都ハイジャンプも4着している。ただいかんせん、差し馬なので届くかどうかがわからない。道中、3,4番手まで押し上げてやれば好走するだろう。
▲5ルペールノエル
 実績面においてはもはや言うに及ばず。差し馬だがJ・GIで通じる末脚であることもまた、言うに及ばず。ただ非常にネックというか、嫌なジンクスがあって、本馬は2回京都の障害コースを走って、2回とも落馬。完走してくれなければ話にならないので、となると、軸本命にはしづらい。


△1テイエムオペラドン
 この馬も差し馬なので勝ち味に遅いタイプなのだが、昨年の京都ハイジャンプ2着ともなると、切れない。
△2ヨカグラ
 京都の障害OPを差し切り勝ち。それだけで入れた。
△6タガノアーバニティ
 障害OPを2回走って2回とも6着。もう少しで掲示板、そこまで負けていない。あとは、道中シンガリまで下げるタイプでない、という点で考慮しておさえておく。

 

 買い目はちょっと迷う。アスターサムソンが軸でよいとして、軸1頭で流してガミる組み合わせが多すぎる場合は、対抗単穴に指定した2頭を使って3連複フォーメーションにするかもしれない。

 

一応の買い目 3連複軸1頭流し
3―1,2,5,6,7 10点
あるいは3連複フォーメーション
3―5,7―1,2,5,6,7 7点

 

グッドラック!!