2019 予想 農林水産大臣賞典 第21回ジャパンダートダービー(Jpn1)(交流重賞)

 全国三歳ダート王決定戦であるジャパンダートダービーを予想する。舞台は大井競馬場2000m。発走は7月10日(水曜)、ナイターの20:05。

 

 ジャパンダートダービーは中波乱はときおりあるが大荒れはほぼ起こらないので、点数を絞るか、1点1点の賭金の強弱を調整する必要がある。まあ、つまるところ大抵の交流重賞と同じ攻め方で大丈夫かと思う。
 
 波乱を演出するのはやはり地方馬である事が多いが、ほとんどが前走東京ダービー大井2000m)1着馬。
 過去10年における前走東京ダービー組で、東京ダービーを負けていながらジャパンダートダービーで馬券内に絡んだ馬は
 2012年3着アートサハラ、東京ダービー5着
 2010年1着マグニフィカ、東京ダービー3着
 この二頭だけ。過去10年遡ってこれなので、もちろん過去5年で見るなら前走東京ダービー組の場合、勝ち馬以外はいらない、という事になる。前走東京ダービー2着以下の馬が絡んだら事故だと思って諦めよう。

 

 中央勢に圧倒されるのが交流重賞の常だが、さすがに交流GIだけあって中央馬にも求められる最低限の実績というものがある。
 過去10年において、芝の日本ダービー出走組を除いた前走ダート戦組の中では

 前走条件戦でも2勝クラス(1000万下)1着が最低ライン。

 中央馬だったら何でも来るというわけではない。

 以上の事を念頭に。


 

◎12クリソベリル
 恐らく競馬関連のどの媒体でもグリグリで推されているであろう大本命のクリソベリル。走ってきた3戦全てが強い内容だったが、特に前走の重賞初挑戦だった兵庫チャンピオンシップは唖然。逆らいようがない。

 

◯5デルマルーヴル
 2歳時の8月末札幌でデビューしているように中央馬としてはキャリアが豊富。その中では兵庫ジュニアグランプリ1着、全日本2歳優駿を2着と好成績を残してその実力を示している有力馬、なのだが、先日のプロキオンステークスのマテラスカイのように海外帰りというのが気になってしまう。ドバイのUAEダービーは余計だったのではないか……。ともあれ、クリソリベルに何かあった場合、勝てる馬はこの馬くらいだろう。
▲10デアフルーグ
 こちらはレース選択で色々あったらしいがジャパンダートダービーに向かうつもりがあったなら前走のユニコーンステークスは余計だったろう。ダートオープン特別を2連対できている以上、実績は上位である事は間違いないが、クリソリベルを負かせるかは疑問。

 

△2ヒカリオーソ
 東京ダービー1着馬なのでおさえる。
△3ロードグラディオ
 阪神のダート1800mのリボン賞(2勝クラス、1000万下)を勝って臨んできており、中央馬の最低ラインをクリア。そして前走が事実上、ダートの初戦だったので底を見せていない分、未知の魅力はある。

 

 買い目
 3連複軸1頭 相手4頭で6点
 12―2,3,5,10
 オッズと相談しながら賭金調整。

 GOOD LUCK!