2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

2018 『また会う日まで』柴崎友香(河出文庫) 感想

また会う日まで (河出文庫) 著者 : 柴崎友香 河出書房新社 発売日 : 2010-10-05 ブクログでレビューを見る» 2006年度三島由紀夫賞候補作。 生まれ育った大阪に住み続け会社員をしている二十代後半の仁藤有麻(読みはユマ)が主人公。今は東京に上京している…

2018 『私の恋人』 上田岳弘(新潮社) 感想

私の恋人 著者 : 上田岳弘 新潮社 発売日 : 2015-06-30 ブクログでレビューを見る» 2015年度三島由紀夫賞受賞作。あの又吉直樹の『火花』と決選投票の末、これを退けて受賞した。 エピグラフには『宇宙戦争』(著H・G・ウェルズ)からの引用がなされているよう…

2018 予想 第20回阪神ジャンプステークス(J・GIII)

障害レース戦線も秋を迎えて、暮れの大一番である中山大障害にむけて動き始めるのだが、先陣を切るのは阪神障害コース3140mで施行される阪神ジャンプステークスである。 コース傾向としてはとにかく前有利で、それぞれ位置取りが決まって縦長になった時に、7…

2018 予想 第3回紫苑ステークス(GIII)(秋華賞トライアル)

秋競馬の始まりを告げる重賞、かつてオープン特別だったがGIIIに格上げされて今年で3年目の3歳牝馬限定中山2000m、紫苑ステークス(秋華賞トライアル)を予想する。 予想する上で注意したいのは、まず開幕週であること。芝の状態は良い、天気の影響もさほど…