2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

2016 「熊を放つ」ジョン・アーヴィング、邦訳村上春樹(中公文庫版)読書中のメモ

久しく他人から「ありがとう」と生の声で言われていないので「ありがとう」井上陽水・奥田民生デュエットを聞きまくっている。 以下にニコニコ動画を貼り付け。「ありがとう」単曲は歌ってみた系を排除するとなかったので。ベストアルバムの一枚目丸ごとの方…

2016 「夕べの雲」庄野潤三 読書中のメモ+神戸新聞杯、オールカマーの買い目

『夕べの雲』は新聞連載の連作短篇のていをとった実質の長編小説。読売文学賞受賞。 面白いかどうかというと微妙としか。いわゆる日常系のものである。明日の競馬が終わってから読めば終えるだろう、あと70Pほど。 内容はいわゆる日常系の筋のない小説である…

2016 凱旋門賞 現時点での予想 国内馬券発売するので少し考える

こういう時代になるとはなあ、と思った。知っている人は知りすぎているくらいだと思うが、ヨーロッパ競馬の中でも最高峰のレースの一つである凱旋門賞(実質最高峰、対抗格は英国アスコット競馬場のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス)が、国…

2016 眼精疲労をめぐる戦い(雑記)

読書の秋、競馬の秋、まあ秋は涼しくなってくるから何でもやりやすかろうが。小説を書き上げて出してきてから、読書モードに戻った。今の所、4日に1冊しか読めていない。このペースはいくら何でも遅いと思っていて、歯痒い思いをしている。 二つ原因がある。…

2016 阪神ジャンプステークス(J・GIII)予想 土曜阪神8R (4回阪神3日目、障害3歳上オープン)

障害重賞だけ熱心にやって予想をさらすというニッチな方向へ走り出してしまった。まあいいでしょう、こういう競馬ブログも。 今回の阪神JSの場合、アップトゥデイトの取捨によってくる。何で出てきたんだか、賞金は足りているだろうに。前走があまりにイメー…

2016 「あかりの湖畔」青山七恵 読書中のメモ

メモっつったってそこまで何か凄いものがある小説なのかというとそうでもないんだけど、なんかな、政治的な記事をいつまでもトップに置いておくのは趣味じゃない。 で、主人公は灯子という。26歳。山の上の湖畔にある老舗の食堂(昔は民宿も兼ねた)で実質的…

2016 「関東軍」講談社学術文庫 読書中のメモ

恐らくは完璧に近い資料数を読みこなし、使い込んで書かれた綿密な歴史書にして、著者の方が文芸的感覚を持っているのか、単に史実を追うのではなく、なかなかドラマチックに作ってある。 ただやはり歴史書になると、時の政権や軍部の階級とか、まあ色々ある…

2016 なんで小説を書くのだろうか (雑感)

なんで小説を書くのだろうか、と今日、いや応募作を郵便局に持って行った帰り道(09/06)でも少し考えた。 こういう文章を書く場合は時系列的というか昔はこうで、今はこうなのよ、みたいに話を進めたほうが良いだろう。その方が私にとっても都合が良い。 高…