2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2018 『赤い高粱』莫言(岩波現代文庫) 感想

赤い高粱 (岩波現代文庫) 著者 : 莫言 岩波書店 発売日 : 2003-12-17 ブクログでレビューを見る» 中国現代文学を読むのは初めてのことだ。本作の作者である莫言の2012年ノーベル文学賞受賞がなければ、私の狭い視野に入ってこなかったかもしれない。 日本と…

2018 予想 第25回平安ステークス(GIII)

京都ダート1900mの平安Sを予想する。1800mでもそうだけど、下位クラスなら圧倒的に逃げ先行が有利なコースだ。ただ、ダートレースの常として、クラスが上がるごとに差しも届きやすくなる、というより後方脚質でも結果を残せる馬が出走してくる、というのが実…

2018 『新装版 海も暮れきる』吉村昭(講談社文庫) 感想

新装版 海も暮れきる (講談社文庫) 作者: 吉村昭 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/05/13 メディア: 文庫 クリック: 5回 この商品を含むブログ (5件) を見る 「咳をしてもひとり」の自由律俳句で有名な尾崎放哉が、小豆島に移住して病死するまでの八ヶ…

2018 予想 第20回京都ハイジャンプ(J・GII) 3930m

京都障害コース3930mのコーナーの数、実に10回だ。直線も芝外回りの約半分で、後方脚質の場合、最終コーナーでまくって先頭に並びかけるくらいでないと厳しい。言うまでもなく先行有利だ。 加えて、今回のメンツ、先行馬が少ない。逃げ先行馬を積極的に狙っ…

2018 予想 第63回京王杯スプリングカップ(GII)

府中1400が舞台。はっきりとした逃げ馬こそ不在だが先行馬が多く、ある程度ペースは流れるだろう。差し優勢かなと思う。 ◎15ダンスディレクター 追い込みというほど下げすぎない脚質が絶妙。宮記念組は成績がよく、その中で4着。たいへん立派な着順だ。スプ…

2018 予想 第66回京都新聞杯(GII)

ダービーへの最終便(トライアルではないが)の京都新聞杯を予想する。舞台は京都・外回り2200m。外回りなので直線が長い。その一方で、これはエリザベス女王杯と同舞台。あっと言わせる逃げ切りがあったことを思い出すではないか。つまりスローペースに陥る…