2018 予想 第20回小倉サマージャンプ(J・GIII) 7/28(土)第8レース

 夏の小倉競馬開催における最初の重賞、小倉サマージャンプを予想する。小倉の障害コースについては、特筆すべき点はあまりない。先行馬が有利だが、それはどこの障害コースでも同じだ。といって、後方勢が全部ダメかというとそうではなくて、これは平地を含む小回りの競馬場全般に言えることだが、終盤に位置を押し上げて、自分から動ける馬なら3着以内はじゅうぶんにある。
 アップトゥデイトがどういう競馬をするか、といったレースで、実際、抜けた存在であるし、オッズが低かろうがこの馬に逆らうのは無謀だろう。けれども新興勢力が粒ぞろいなので、小波乱くらいはあるかもしれない。

 

◎5アップトゥデイト
 このメンツならば楽勝だ、と言いたいところだが、この馬、意外と勝ちを取りこぼす。相手がオジュウチョウサンだったからでしょう、というとそれだけでもない。たとえば昨夏の小倉サマージャンプではソロルにハナ差及ばず2着だった。昨春の中山グランドジャンプでは、まあオジュウチョウサンに先着できなかったのはしようがないとして、2着サンレイデュークに8馬身離された3着だった。
 つまり、軸馬としては最適だが、1着固定で買うには若干勇気がいる馬だということだ。休み明け、別定とはいえ出走馬トップの斤量62kg、鞍上の変更など、不安要素はある。
 2015年の小倉サマージャンプ勝ち馬なので、小倉の障害コースは得意にしているくらいだと思うが、勝ちきれなかったことを想定した馬券の組み合わせを考えたい。
 
◯10マイネルフィエス
 本レース出走馬のうち、障害重賞勝ち馬はアップトゥデイトとこの馬(17年京都ジャンプS1着)のみである。おまけに小倉サマージャンプは今年で3年連続出走で、過去2回はどちらとも3着に食い込んでいる。前走は東京ジャンプSを2着。順調さがうかがえる。道中控える競馬をするので善戦マンの印象が強いのだが、実績No.2であることを評価して対抗。

 


△2ヨカグラ
 対抗にしようか迷った馬。前走の障害OP(阪神)の勝ちっぷりがすごい、5馬身つけた圧勝。あとはレースに集中できるかどうかで、勝ってもおかしくないと思っている。

△3ダンツキャンサー
 障害に転向後は複勝率100%。平地では1600万下勝ち、16年の安土城S2着、クイーンS(GIII)3着があった。牝馬なので58kgで走れることもプラス材料。障害OPも勝っていることだし、平地の成績も加味しておさえ。

△6アグリッパーバイオ
 障害レース初出走の前走、障害未勝利戦が強い勝ち方。障害レースの適性はかなりあると思わされた。おさえ。 

△8マイネルプロンプト
 障害重賞はこれが初出走。近走、やや不振も障害OPは2勝で侮れないが、アタマはないかなあ。勝ちを捨てた2,3着拾いを警戒。

△11タマモワカサマ
 障害に転向後は、(2-1-0-1/4)で着外は一度きり。五ヶ月半の休み明けは少々気になるものの、堅実さに期待してこれもおさえ。

 

買い目 3連単軸2頭流し、相手5頭のマルチ、30点。
5,10→2,3,6,8,11
グッドラック!!