2016 第156回メルボルンカップ(オーストラリアGI)〈予想〉と〈データ〉 11/01発走

 JRAからの海外競馬馬券発売第2弾は豪州GIのメルボルンカップ。距離3200m。日本からカレンミロティック出走。

 この馬券の発売時刻が当日朝7:00以降となっていて、発走が13:00なので今日のうちに予想と買い目を決めて、起床したらすぐにPC起動、JRAのPATへアクセスして入金して買わなければいけない。はっきり言って、このレースはJRA側も大して儲からないような気がする。でも買えるからにはやりたいので。

 

メルボルンカップ 超適当データ

過去10年(06年~15年)の1,2,3着のみを対象。
その他、4着以下や過去10年における全出走馬数も調べる気ないからスルー。

**は不明という意味

 

(1.)調教国データ
オーストラリア (6.2.5-**)
 地元オーストラリアの出走頭数が圧倒的に多いはずだが全出走馬数は調べる気力がない。
 よって確率、パーセンテージは不明だが、2006年以外(2007年以降)で必ず1頭は3着内にいる。

イギリス (0.6.2-**)
 勝ってはいないし、レッドカドーが複数年好走したという特殊性はあるが過去10年で6連対は注目すべきか。

アイルランド (0.1.2-**)
 勝ち馬はなし。出走頭数がわからないから何とも言えないが、絶対に来ない、というわけではない。

ドイツ (1.0.0-**)
 2014年勝ち馬プロテクショニストのみ該当。今年は出走馬ナシ。

フランス (2.0.0-**)
 2010年、2011年と別々の馬で連覇達成。今年は出走馬ナシ。

南アフリカ (0.0.1-**)
 気にしなくていい。今年の出走馬ナシ。

日本(1.1.0.4)
 2006年に1着デルタブルース、2着ポップロックだがそれ以外は惨敗。
 11年前、2005年のアイポッパーを含めても惨敗。全馬オーストラリアのコーフィールドカップ(GI)で叩いている。また、デルタブルースポップロック共に5歳馬。騙馬8歳、前走オールカマーカレンミロティックは苦しい。

 

(2.)前走データ
・前走重賞以外
(0.0.2-**)
2頭ともイギリスのマーチステークス(非重賞らしい、中山ダートGIIIではない)のみ。
それ以外の非重賞組は3着以内ゼロ。

 

・前走着順
4着~9着(5.5.3.**)
10着以下(1.0.2.**)

 

・前走10着以下で3着内に来た馬
2014年3着フーショットザバーマン(豪州)コーフィールドカップ(GI)13着
2012年3着ジャッカルベリー(英国)コーフィールドカップ(GI)13着
2008年1着ビュード(豪州)マッキノンステークス(GI)11着

コーフィールドC、マッキノンS、いずれもオーストラリアGI
※前走オーストラリアGI以外での10着以下はなし
_______________________

・前走GII、GIII
☆GII 4着まで
2015年1着プリンスオブペンザンス ムーニーヴァレーゴールドカップ(GII) 2着
2015年2着マックスダイナマイト ロンスデールカップ(GII) 1着
2014年1着プロテクショニスト ハーバートパワーステークス(GII) 4着
2012年2着フィオレンテ フォワ賞(GII) 4着

 

ロンスデールカップ(GII)はイギリス(GII)3300m
ムーニーヴァレーゴールドカップ(GII)はオーストラリア(GII)2400m
ハーバートパワーSはオーストラリア(GII)2400m
フォワ賞はフランス(GII)2400m

 

GIII 7着まで
2014年2着レッドカドー セプテンバーステークス(GIII) 7着
2009年2着クライムシーン ジーロングカップ(GIII) 6着

セプテンバーS(GIII)はイギリスのダート2400m
ジーロングC(GIII)はオーストラリアの芝2400m

また上記2頭はそれぞれイギリス馬

 

・前走GII、GIII組の前走着順
GII(1.1.0-2) 着外2頭は4着馬
GIII(6.0.0-2) 着外2頭はイギリス馬


※前走GIIは連対馬、許されるのは4着まで、全レース2400m以上。それ未満は切る
※前走GIIIは勝ち馬とイギリス馬以外はナシ、よって切る


 予想だが、24頭もいるのですごく難しい。上のデータで絞っても14頭。
 オッズも現段階では予想オッズが見られるだけで、妙味があるのかないのかもわからない。
 荒れるGIとの事だが、現地オーストラリアと日本JRAとでは、胴元が分離している。だからオーストラリア的には荒れた、となっても日本から買う馬券がそうなるのかどうかはわからん。
 ここは宝くじ買うような感覚で、かつ荒れるGIというのを信じて、とんでもなく手広くやろうという事で。

 

馬番で表示。ゲート番ではあらず。

◎12ジャメカ
 さんざんテキトーなデータを展開しておきながらデータクラッシャーになるこの馬を本命。何のデータをクラッシュするのかというと、データの項目で書かなかったけど過去10年で牝馬の馬券絡みは一度もない。
 ただ前走コーフィールドカップ勝ち馬だし、オーストラリアダービーを2着など中長距離の馬で3200もこなせるだろうと判断。また地元オーストラリア所属という事でパーセンテージは母数が違うから低いのだろうが、過去9年で1頭以上絶対馬券内となるとオーストラリア馬から買いたくなる。
 24枠のうち、枠番は3番。最内ではなくほどよく3枠目というのも良いのではないか。JRAのデータページだと中枠、内枠、外枠の順番だそうだから、まず外枠は絶対不利なのでだったら二番手の内枠でいいや、と。
 データの所でやったようにコーフィールドCでは10着以下でさえ来るが、それ以上に9着以内なら何着馬が来てもおかしくないというむちゃくちゃぶりだ。わけがわからないから妙に穿つよりかは勝ち馬に賭けてみよう。

 

◯8ウィックローブレーブ
 デットーリ鞍上、前走アイルランドセントレジャーSを勝利。2着にくだしたオーダーオブセントジョージが、同じくデットーリ鞍上で凱旋門賞の3着に入着させたのは記憶に新しい所だ。古馬開放されているので菊花賞よりは春天のイメージでいいとして、私の最初の予想はこの馬本命だった。しかしながらアイルランド馬はそこまで良い数字を出してないし、第一前走だってのちの凱旋門賞3着馬を負かせたといっても4頭立てだ。おまけに24枠目、大外である。障害戦もこなし、戦績を見れば紛うことなきステイヤーだが二番手評価にした。

 

▲6ハートネル
 前走コックスプレート2着。好相性のレースを2着でやってきたわけだが、やはり距離不安を考えてしまう。戦績を見ると、レースの格を無視すると長い所もやろうと思えばやれるという感じだが、昨年の当レースで15着と大敗しているので、最近の調子が良いとはいえ信頼しづらく3番手。

 

あとは連下。一々コメント書かない。
2アワーアイヴァンホウ
1ビッグオレンジ
11グランドマーシャル
20オーシャノグラファー
5エクソスフェリック
14サージョンホークウッド
23キウイ
17アルマンダン
9アルムーンクィス
7フーショットザバーマン
18アサイン

 

買い目

馬連1頭軸相手13頭流し

12-1,2,5,6,7,8,9,11,14,17,18,20,23


ワイド1頭軸相手13頭流し
12-1,2,5,6,7,8,9,11,14,17,18,20,23

の26点。


GOOD LUCK!

 

2016 第59回毎日放送賞スワンステークス(GII)予想 (3歳上オープン別定、外回り)

 そろそろ逆神指定されそうな今日この頃の予想であるが。なんか府中はずっと芝は前々で全然わからない。普段、条件戦はダートしかやらんもの。まあ気持ちを切り替えて淀へ。

 京都競馬場JRA公式HPによると中間で25日(火)に若干の雨量を計測しており、また金曜の時点では(10/29 午前5時)、天候小雨ながら芝ダート共に良馬場発表。第4回京都全9日は仮柵なしのAコースとなっている。特に馬場や雨や、芝の内目の痛み等々は考えなくて良さそう。
 そして1400m戦だが外回りなので直線長いし馬の強弱を考えれば良いはず。現時点で人気順は(午前5時です)アラジン、フィエロダンス、アルビ、エイシン、バクシンと続いている。この上位6頭、特にサトノアラジンは大口が入った瞬間を見たから時間が進めば1番人気から落ちていると思うのだけど、ともかくこの6頭に大きな差は見当たらない。この辺はもう、好みで。

 

◎11サトノアラジン
 この馬好きなんでね。
 素質馬であるし中々GIがとれないのが歯痒いだろうがそれはさておき。戦績を見ると段々と距離を短縮していっている。1400は短いのではないかという先入観があったので連下扱いしようと思っていたが京王杯SCを勝っているのを発見して距離は問題なし、か。安田記念4着からのぶっつけだがポン駆けする方で、不安要素があるとすれば栗東の馬のくせに阪神は走っているが京都は菊花賞マイルCSしか使っていないということ。菊はどうでもいいしマイルCSも4着だったから多分問題ないのでは。本命。

 

◯8フィエロ
 戦績がスーパーホーネットみたい。あと一歩でGIタイトルに手が届かずに7歳秋を迎えてしまった。よって実力は言うに及ばず。京都大得意、スワンSは2年連続使って3着2着。対抗に落とした理由は馬齢のみ。

 

▲7バクシンテイオー
 鞍上ムーアにぐっと惹き込まれたが冷静に考えるとバクシンオー産駒で悩ましい1400mなのでここは単穴くらいの評価で。去年のスワンSでは4着。条件戦時代に1400の勝鞍はあるが、オープンに上がってからは好走はあるものの勝ててはいない。ムーアマジックだけが魅力。

 

 以下連下。
△9ダンスディレクター
 この秋はピリッとしていない。スプリンターズSではブービー負けだがステップのGIIなら通用していい。1400の距離で言えば昨年の阪神Cを2着。
△14アルビアーノ
 7ヶ月の休み明けはさすがに敬遠して印は△なのだが昨年の覇者だけに切るに切れず。
△1エイシンブルズアイ
 特に買い要素がないが切る要素も薄く、他の馬を切っていく作業でこの馬が残ったという、本当にそれだけ。ただ京都は得意、あくまで1200m戦の話だが。最内をどう捌くか。確か昨年はこのレースで福永は直線で落馬し大負傷してリーディング争いから脱落したが、今回は落馬するような馬ではないと思うので。

 

穴12サンライズメジャー
 十分買えるのに下位人気というとこの馬。14年スワンS2着、マイラーズC2着、前走である16年京王杯SC2着。他のレースでもGI以外ではだいたい掲示板前後を確保しているし、2,3着に突っ込んでくれる事を期待して。

 

買い目
3連複1頭軸相手6頭流し15点
11-1,7,8,9,11,12,14

GOOD LUCK!

 

 

2016 今年度(2017年3月末)までの漠とした創作計画及び読書計画

 予想はしていた事だがツァラトゥストラを読み終えて、今日にやっと善悪の彼岸に手をつけた。もう一つ、道徳の系譜、これで私のニーチェのお勉強は終わるのだが、11月の中旬頃だろう。10月にやってしまおうと言っていたのに。

 と、こんな風に読書も創作も、いくら事前に宣言していたって、それを守らなくても誰も怒らないし叱りつけてこない。つまるところ責任がない。だから、こうしたい、というのは自分の意志だけなので悪い意味で自由なのだ。課題にレポートが付されているというならまた別だろうけど。

 

 で、創作と読書の兼ね合いをどうしようかと。いつまでを読書に費やすのか、という感じ。今年の3月末にやろうと思って練ったプロットが眠っている事には触れたはず。あとはもう一つアイディアがある。

 その、今年の3月末(昨年度末)に書こうとしていたのは、良心がない事に悩む人間がシリアルキラー的に人間を殺していって、それなのに良心がやってこない、みたいなものを書く予定だった。だからニーチェが必要かもなと思ったわけである。既存の道徳の否定という意味合いで。これはこれ、純文学じゃなくてもやれると思ってエンタメ方面の賞に出してもいいなとも思っている。それで、人殺しの場面の描写は書けるだけ書きたいので、花村萬月を結構買い込んだという経緯がある。

 

 もう一つはナイーヴな人間の書簡体小説で、その語り口は饒舌体にしようかと考えている。これは人を殺したりだとか物騒な事は起こらないモノになる。

 ライ麦みたいな感じを想定しているので、もう一度読み直そうかと。春樹の方ではなく野崎孝さんの邦訳で。別に春樹の訳でもいいのだけど、素材として調達する気でいるから、野崎訳とかけ離れていたりすると困るわけである。そして別段、私はライ麦にハマりはしなかったのだ。じゃあ何で模倣しようかと企てているかというと戦略的に評価されそうな気がするから。あとやってみたいから、というのもある。三田誠広が自身の芥川賞受賞作「僕って何」を振り返って、10年経ってようやくあの頃(三田本人の学生時代の頃、学生運動も盛んだった)の事を書けたと言っているのだが、私も約10年前が18,19の頃になる、その歳がちょうど大学入学した頃なので、きっと客観視できるだろう。

 加えて、赤頭巾ちゃん気をつけても読まなきゃだし(ライ麦のパクリだと言われながらも160万部売れた芥川賞受賞作)、饒舌体と言えば宇野浩二なので、宇野浩二をきちんと読もうと。

 

 どちらかというと後者の饒舌体小説を書きたい熱が勝っている。書くものを一つに絞るなら3ヶ月あれば、ゆとりを持って臨めるはず。だいたい、3ヶ月なんて言っておくと結局2ヶ月半くらいになってしまうだろうから今は3ヶ月と言っているのだけど。

 2つ書こうとするとどうだろう、わからないな、単純に半年とはならない気はするが、やるなら12月に入る前に手を付けねばならないだろう。うん、多分無理だ。

 とすると今年いっぱいを読書に充てようか、と考えている。年明けて正月から書き始めるようにするかなと、漠然とした計画としてはこんな感じ。

 今年は現時点で86冊読めているので、あと14冊読んで年間100冊というのは達成してみたいし。ニーチェの残り物をやりながらフォークナーの未読のものにも手をつけたい。積読の中に入っている。

2016 第19回富士ステークス(GIII)予想 (3歳以上オープン、別定)

 まず方針として買うのは重賞勝ち馬とする。データ予想だのなんだので、とかく例外扱いされるのが重賞タイトルをとっている、という項目。いつなのか何処なのかとかは関係なくタイトルをとれたという意味は重い。

 それはともかく馬場読みが出来ないのが土曜競馬の痛い所だから博打的にまた前は厳しいと思って予想する。確たる逃げ馬はいない、が行けそうなら行くという馬なら目星はつく。だいたい東京の芝マイルで逃げ切りは難しい、そうではなく逃げ残りの着拾いも多少考えたがそこまで考慮していると点数が広がって仕様がないから切る。
 むしろ今回の場合、直線に入ってキレる、伸びる、と思われた馬が末脚不発、という事態の方が怖ろしい。秋の短中距離戦線のステップだから、ここを叩きに使ってくる馬も豪勢で騎手陣も揃っている。となると繰り言になるが、逃げ残りより末脚不発をどれだけカバーできるか、と考えた。

 

◎11ロードクエスト
・獲得タイトル 新潟2歳S京成杯AH
 グリグリの一番人気を軸指定でつまらん予想だが一度叩いていてマイル重賞2勝で、東京マイルGI2着の実績がある以上逆らいようがないし、鞍上池添も舞台がデカくなればなるほど力を発揮するタイプだから力を出しきれないという事はないと思う。一般論だと思うがマイルの場合、適距離がマイル含む以下か以上の二つがあって、であればマイル以上でも結果が出る馬の方がよい、この馬がそうだ。記録上、上がり3ハロンの数字が出なかったのは皐月賞とダービーだけ。マイルなら確実にキレる。2走ボケは考えづらい。

 

◯2ダノンプラチナ
・獲得タイトル 朝日杯FS富士S(15年
 前年の覇者。叩いているし、GI馬だし、これも強い。4歳秋、一番馬が充実する時期だがこの馬に限ってはそこがネック。早熟の出涸らしが何処まで通用するかといった印象は受けてしまう。でも順当に決まるなら3着以内にいて文句言えない。

 

▲3ヤングマンパワー
・獲得タイトル アーリントンC関屋記念
 夏場の関屋記念、叩きの一走を勝って臨戦。意外と脚質というか位置取りに自在性の幅がある分、臨機応変できそうだし、できる騎手が乗っている。ただその自在性が半端者に置換されてしまうと悪いケースになる。今回は脚質はこれ! と決めている馬に本命を打った。本来なら本命はこの馬でもよかったけど。あとちょっと斤量も考えた。

 

 以下連下、順番は馬番順で強弱ではない。
△4イスラボニータ
・獲得タイトル 東スポ杯2歳S共同通信杯皐月賞セントライト記念
 昨秋は1600~2000にかけて善戦した。今春も大阪杯安田記念を5着なのでよくやっている方だが、よくやっているだけじゃダメなわけで。定量ではなく別定だから斤量重い。今一番馬券から外したくても外せない騎手であるルメールだからヒモに入れるが正直、ここは善戦程度、掲示板確保くらいのウォーミングアップじゃないかと邪推する。
△7フルーキー
・獲得タイトル チャレンジC
 連軸固しな馬でエプソムCはこの馬本命で当てさせてもらったので何だが、やっぱ、休み明けは多少疑う。
△8ガリバルディ
・獲得タイトル 中京記念
 この馬にいたっては中京記念でヒモでだが(本命は小牧だった)万馬券とらせてもらって何だが、やっぱ休み明けが。

 

穴5テイエムイナズマ
・獲得タイトル デイリー杯2歳S
 シンガリ人気なのは驚いた。富士Sへの叩きにポートアイランドS組というのがあって、今回は勝ち馬除いて2,3,4着が出てきているのだが3着のこの馬、そこまで弱くないでしょ。上がりも2位で33.8使えているのだし。さんざっぱら重賞勝ち馬重賞勝ち馬と吠えていたのはこれ、この馬を強調したかった。2歳重賞だろうがなんだろうが、GII馬であるぞ。で、オープン特別は2勝しているし、心配なのは府中が合うかどうかという事。まあ、死んだふりして最後に3着に差してきてくれていれば万々歳なので。というかこのテイエムが来ないとまた俺、ガミるな。頑張れ。


 最後に、重傷勝ち馬はもう一頭いる。ミュゼエイリアインで毎日杯を勝っている。ブランクは丸々1年、鞍上横ノリ。買いたくねぇってことでパス。今回は後方ポツンじゃなくて前方ポツンやね。

 

買い目
3連複1頭軸6頭流し
11-2,3,4,5,7,8 15点
GOOD LUCK!

 

 

2016 東京ハイジャンプ(J・GII)予想 東京9R(障害3歳上オープン、別定)+秋華賞(GI)買い目

 今回はちょっと裏を掻く。中心となるのがオジュウチョウサン、暮れの中山大障害を勝てば間違いなくJRA賞がもらえる。で、この馬、現に休む前に同舞台の東京ジャンプステークス(J・GIII)を勝っているから逆らいようがないか? といったらそうでもない気がする。要はここは別に落としても良いレースと見る事もできる。

 んで、東京の障害コースは直線が長めなので差しも決まるといえば決まるが、単純に考えよう。純粋に障害レースを考えてみると、やっぱりしっかり前に行く馬でやってみよう、と。
 あと、障害レースはほぼ一律(確か)でフルゲートは14頭である。フルゲートであればこそ紛れが生じて不意打ちめいた差しも決まりやすいというものだが、今年の東京ハイジャンプは10頭立て。重賞勝ち馬が3頭も出てくるから嫌われたのだが、こう少頭数になると平地でも前も後ろもあんまり関係なくなったり、スローになったりする。となると先行した馬が強い。
 過去の東京ハイジャンプでも出走頭数11頭と14頭の場合があって、少頭数の時ほど後方勢は着順を落とす傾向にある。

 

◎8マキオボーラー
 休み明けの前走小倉サマージャンプ(J・GIII)を難なく逃げ切って勝利。東京障害コースも昨年の秋陽ジャンプSで2番手追走で勝っている。ここは正攻法の逃げあるいは番手で。斤量60kgで出られるのも良し。

 

◯2オジュウチョウサン
 基本的に後方にいて、前走だと7番手からマクって勝った。今回もそんなような感じだと思うので、休み明けかつ唯一の62kgを背負うという事で、あえて軸からは外す。が、当然だが力が一枚上のGI馬なので対抗として。フォーメーションは組まないから実は印の強弱は特に関係ない、私の場合。

 

▲1タイセイドリーム
 今年の中京障害未勝利勝ち上がりから3連勝で、新潟ジャンプSを勝って重賞馬に。手堅く前に2,3頭置いて先行するタイプ。軸をこっちでもいいのではないかと思ったが障害のキャリアが短いので今回は単穴で。平地時代に1600万下まで行った馬だから、もしかすると今回の結果次第で暮れの大障害の勢力図が変わるかも。

 

△7ウインヤード
 末脚堅実、着拾いに注意。
△5テイエムシシーポス
 上に同じく。前走の阪神ジャンプSは重賞初挑戦ながら3着を拾っている。

 

穴9ラグジードライブ
 東京コースが合うのか微妙だが一度叩いたし、休み前と休み明けで3着に来ているので入れておくと面白い。
穴3シゲルヒノクニ
 もう一頭、熊沢の乗る馬が未勝利で派手に勝ち上がったが、シゲルの方が未勝利戦の勝ち方は上。5馬身、0.9秒突き放している。6着とはいえ障害オープン特別を経験したのもよい。伏兵として少し期待。

 

買い目
3連複1頭軸6頭流し15点
8-1,2,3,5,7,9
GOOD LUCK!



おまけ、秋華賞の買い目。ビッシュ軸で適当に。

3連複1頭軸6頭流し15点
10-2,7,8,9,14,15
GOOD LUCK!

 

2016 第64回府中牝馬ステークス(GII)予想 (3歳上オープン、牝馬、別定)

 段々ブログに飽きてきたが競馬は毎週あるから良い、何かしら書く事がある。

 さて、府中の1800mという事で先週の毎日王冠と同じ舞台。基本を言えば、まだ開幕から2週目だし前々と考えていいのだが、先週の毎日王冠を見ると、考えてしまう。雨の影響かと思ったが兎にも角にも、未だAコースを使うし、差し有利と見る。
 エリザベス女王杯の叩きとして使う馬あれば、ここをちゃんと勝っておきたいという、夏に叩いておいた馬達と色々比較して、はてさてどうしようかなと思いを巡らすが、やはり鉄砲より既に叩いてある馬で行こうと、そんな感じで。
 あと、牝馬というものは、女心と秋の空ではないが、一度調子を崩してしまうと、何かキッカケになるような好走をしていないと買えない(今回も出走するメイショウマンボとかが典型)。よって近走を掲示板内(5着以内)で好走している、特に前走好走している馬を買っていきたい。

 

 ・差し馬重視
 ・休み明け軽視
 ・近走好走組重視

 

◎5カフェブリリアント
 前走を休み明けで叩いて、そのレースが京成杯オータムハンデで牡馬とやりあって2着と好走。昨年の当レース3着馬。ヴィクトリアマイルの惨敗で人気しないのだろうけど、あれは福永が何を思ったか、あるいは馬鹿な指示が出たかで脚質転換とばかりに前行ったら不利な展開に泣かされ垂れただけ。追い込めばよかったのに。
 基本的に脚貯めて速い上がりを使う馬。今回もまた福永に回ってきたが、流石に控える競馬するでしょ。前走は戸崎がやや控える中団の8番手前後で上がり3位にまとめて連対したのを見ているわけだし。あと斤量が54kgなのも良い。前に行く馬結構揃っているので、福永が仮にバカでまた前に行こうとしても、ゲート出てテンからガツガツ追わなければ自然と中団くらいになりそうなもんだ。
 あまり人気しないはずだから、この馬を軸にするからには網は広めに。

 

◯1マジックタイム
 差し馬なのに最内。枠が出る前まではこの馬を本命にしようと思っていたがやめた。近走安定しているし、前走は関屋記念で叩いて3着だし上がり1位で33.1使ってるし、鞍上ルメールだし、これだけなら買いたい。
 が、負の要素として、後ろから行く馬なのに最内、マイラー色が濃く1800m以上では新馬戦で2着しただけ、あとはボロ負け(フローラSオークス)と距離の壁を感じる。

 

▲6スマートレイアー
 出走馬の中で実績はこの馬が最強。府中牝馬Sでは連対外していないしヴィクトリアマイルも4着と好走。府中が合っているのだろう。ただもう6歳だから上がり目ないし、エリザベス女王杯が目標の、ここが叩きになるから軽視した。本年から脚質転換がハマって、逃げて結果を出してきた。
 結果が出ているから尚更、去年までの追い込み競馬をさせないだろうから、馬場傾向を考えても何処まで信頼できるかという感じで様子見。むしろ本番で買いたい馬、ここでは単穴扱いで。

 

 以下連下、馬番順、強弱はつけていない。
△7ハピネスダンサー
 何とも言えないんだけど、愛知杯以降はずっと5着前後と馬券圏内まであと少しを続けているし、まあまあ後方から攻めるから入れる。切るほどではないが強調材料に欠けるのも確かなので意外な複穴になるんでないかな。

 

△9アスカビレン
 前走は1600万下条件とはいえ混合戦だったし、そこを勝ち上がってきたので入れる。4歳と若いのも良い。前走上がり最速。重賞勝ち馬がずらっと揃っている中で、キャリア不足だから中穴っぽい感じだし2,3着候補としてなら良いのでは。

 

△10シュンドルボン
 ヴィクトリアマイルでは歯が立たなかったが府中の中距離は得意。差し馬。前走は重賞4着。中山牝馬Sで重賞勝ち馬に。まあまあ人気するか、でも入れないわけにはいかない。

 

△12シャルール
 この馬もヴィクトリアマイルでは前に行ってしまって、自滅しシンガリ負けした馬。末脚を活かす競馬もできる馬だし、鞍上が曲者だから当日、どういうレースをするのか不気味だ。だから鞍上次第なんだが、1800mの牝馬重賞で2着2回だから、人気はするだろうがおさえる。

 

△13クイーンズリング
 秋華賞2着、フィリーズレビュー京都牝馬ステークスで1着。人気はするだろうし、実際強そうな馬だが米子S使って放牧なのでまだ中途半端なのかもしれない。まあおさえないと怖い馬ではある。この馬も位置取りや展開次第かな。大外枠とは言っても13頭立てなのでそこまで気にする必要はないと思う。

 

 私の買っている範囲で荒れてくれ、という感じで網を広げて21点。

 

3連複1頭軸流し7頭の21点。
5-1,6,7,9,10,12,13
GOOD LUCK!

2016 三日間何もできなかった反省と、今後の読書計画

 10/1,10/2,10/3の事。理由はある。まず土日は中央競馬があった。

 

 土曜のシリウスSの予想さらしたら的中するもガミるし。日曜は1万2500円使って、約7000円しか返ってこなかった。で、夜のフランス競馬の凱旋門賞となる。土日の負けを一気に取り返す対象をこの度、日本初の海外競馬馬券発売に託す形。やーっぱり外れた。負けが膨らんだだけだった。
 こんな風に結果だけ書くと、土日の競馬で負けに負けて暗くなっているのかい、と思うのだったらそれは違う。外したし負けたけど、あー面白かった、となっていた。時系列順に整えると、土曜の夜は、日曜に買う凱旋門賞含めた9つのレースを予想し、日曜の中央競馬を負けで午後4時半に終わり、凱旋門賞は午後11時だったので本の続き(熊を放つ下巻)を読もうと思った。が、全く集中できず。凱旋門賞が待ち遠しい。テレビ点ければグリーンチャンネル凱旋門賞の特番をもう組んでやっていたので、そのままレース本番へ。
 私の本命馬も、日本馬のマカヒキシャンティイの何処かへ消えてしまったが、やっぱり馬券が買えると楽しいですわ。あと、散々迷っていたマカヒキの扱いだったけど狂って本命になどしないで良かった、というか通じないだろうという予感だけは当たっていた。ただ負け方が、直線に入って急ブレーキ踏んだような感じで中継のフレームの外に消えてしまって14着という結果だった。不可解な負け方なので故障などなく無事帰国してほしい。
 話を戻して、日曜の凱旋門賞のあとも、もう用がなくなったのだから「熊を放つ下巻」を読もうとしたのだけど、凱旋門賞の興奮冷めやらぬといったていで、全然読書できず。楽しくってしようがなかった。

 

 そして今日の月曜は、美容院に行っていつもよりは短めの、今までがミディアムヘアだったのが、今回はショートレイヤーですね、それにパーマをあてた。前髪にもパーマをあてたのだけどもちょっと妙な風にかかってしまった。ショートレイヤーなので、耳は出ているし、後ろもワックスで横に広げる用くらいしか残っていないので、イメージとしては『少年アシベ』のようになった。もう少し後ろを残してライトウルフっぽくしてもらえば良かったのだけど後の祭り。
 サイドや後ろはどうにもできないにしろ、前髪は何とかしたいと自分で手入れしたりだのなんだので、今日も何もできず。

 

 結論を言うと、頭の切り替えが全くできなかった。こんなんじゃいけないのは百も承知なのだけど、どうやったら訓練できるのかな。とにかく後ろを振り返ったままでもいけないので今後の計画を。

 

 そろそろ閉めたいので簡単に書くと、倫理学をいよいよちゃんと読むという段に入った。というかニーチェ積読してあるのでこの10月で読んでしまおうという計画。私は日本文学専攻だったので哲学専攻の事なんて全然わからない。哲学概論AとB(前期と後期)を受けて単位ももらったが、いわゆる哲学史というやつで、クッソつまらなかった。まあ、日本文学もまずは日本文学史をおさえる所から始まるので基礎の基礎をやったのだと思えば、やっておいて良かったのだと、そういう事にしておこう。
 一番の目的は倫理学、道徳哲学は何かとできるだけ知る事。倫理、道徳、モラル、は私の生涯の敵だから。敵を知ろうという事である。
 こんな事はネット上でしか言わないが、何故かエゴイストになってしまい、普通の人々が守っている道徳やらモラルやらが意味がわからない。守る意味がわからない。あと、何回か別々の人に時折指摘されるのが、冷酷な人間だ、という事。なかなか心が痛むという事がない。良心、なのかな、ちょっと違うような気がするけど自分が最優先で他人がどうなろうと知ったこっちゃない、と考えてしまうので人格に何らかの欠陥がある。軽めのサイコパス反社会性人格障害が混じっているのではないかというのが自己診断なのだが。ここに統失は絡んでこないと思う。あの精神障害には、物の考え方までには干渉してこない。木村敏でも何でも読めば何処かに書いてありそうだが、人格性格はそれはそれ、病は病で、ほぼ相互不干渉である。そりゃあ、鬱病まっただ中だったなら落ち込んでいる模様が見ていてよくわかるだろうが、それは病気の症状で暗くなっているのであって、症状とは別の、その人の本来持って生まれた物にまでは干渉してきていない。
 ニーチェを読んで、というか哲学書を読んで、読み終えることはできるだろうとしてもどれだけ理解できるかわからないが、私という人間を知るための物でもあるのだし、真剣にやる。
 ニーチェ含む学術本→薄っぺらな小説→学術本→小説、こんなサイクルで。

 

 今日はもう何もできそうにないので寝る。少し早めに起きて読書の遅れを取り戻す。