2017 予想 第24回平安ステークス(GⅢ)京都ダート1900m+第78回優駿牝馬(オークス)の軸だけ(おまけ)

 

 京都ダートの1900mは1800mと大して変わらないし、差しが決まりやすい1400mと比べると傾向は一変して大体先行馬で決まる。ただ留意として差し馬であっても中団前後に位置を取れば届かない事もない。シンガリから一気は絶対にないっていうだけで。
 今回のメンツを見ていると飛ばしていく馬が揃った反面、実力馬でありながら7歳以上であったり、近走が不振といった馬が目立つので、ちょっと目を後方勢に向けてみたい。
 ゴールドアリュールネオユニヴァースの産駒が相性が良い。
 前走はできれば中央ダート重賞が良い(特にアンタレスS)、前走地方交流組は着順良くても意外と苦戦している。多分砂質のせい。

 

◎15グレンツェント
 これが中団くらいで構えられる馬で堅実に終いの脚を使って重賞勝鞍はレパードS東海S。京都はどうかというと昨年のみやこS(1800m)で2着。新馬戦以来、掲示板外に飛んだという意味なら初めて大きく崩れたのが前走のアンタレスSで9着だが、休み明け叩けたって事でいいんじゃないか。大外枠だがどうせ先行はしないのでインに入ってごちゃつくリスクよりは、外々回されてもいいでしょ、3着以内には来る。 

 

(2列目)

◯6クリノスターオー
 平安Sマスター。14年1着、15年2着、16年2着。韓国のコリアカップ(GI)でクリソライトの2着とまだまだ走れそう。二番手で進める理想的な脚質だが7歳になった事、帰国後叩いていない事から対抗に落とした。3年ぶりに勝っても驚きはしない。
▲4クリソライト
 GI2勝馬であるが枠が問題。絡まれるとやる気をなくすので、内目に入ったからにはポーンとハナから飛ばして逃げるか番手か、それができなければ沈むだろう。他に何が何でも逃げそうな馬が何頭かいるので微妙だが実績はピカイチであり気分良く行けた場合は強い。
▲7アスカノロマン
 昨年の当レース勝ち馬、とても強い勝ち方だったから2列目に。実績はあるのだが、特に今年に入ってから精彩を欠く。マーチSアンタレスSを5着、5着と来ているので悪いとは言わないが良くはない。ムラっけなのか枯れてきたのか判断できない。
▲11ロンドンタウン
 差し馬。好相性ステップのアンタレスS組の最先着2着馬。交流の佐賀記念を勝っており、前走がフロックというわけではないと思う。仮にハイペース前崩れになった場合は本命馬と一緒に差してくるイメージを思い描いている。

 

△3コパノチャーリー
 面白い逃げ馬。コパノリッキーと母は同じなので良血と言えるだろうし前走準オープンとは言え同舞台で2着に3馬身半をつけた。
△9グレイトパール
 ダートに転じてから怒涛の4連勝でオープンの仁川Sもあっさり勝ってしまった。底を見せてない分だけ期待するのはわかるけど仁川S自体が、2着馬こそ川崎記念3着馬だが9頭立てのレースだったしレベルが高かったとは思えない。重賞初挑戦の今回で連絡みするなら力を認めたいから、ここは様子見の連下で。
△10ロワジャルダン
 アンタレス3着馬。京都の1800mにはなるが15年みやこS1着、16年のみやこS3着。この馬はちょっと後ろに下げすぎるので色々注文がつく。

 

買い目

3連複フォーメーション
15―4,6,7,11―3,4,6,7,9,10,11,15の18点。



  おまけ。
 妙な意地張って、日曜のGIの予想を一切書いてこなかったけど今日は気分が良いので。


 オークスの軸はソウルスターリング

 皐月賞2着のペルシアンナイトを、2歳時の府中芝OPの1800mアイビーSで1.3/4馬身つけて完勝しているように、桜花賞1,2,3着馬の中で距離伸びて良さそうなのはソウルスターリングではないかと。桜花賞で3着に敗退した事を受けて疑問視されるようならオークスでこそオイシイのではないかと。


 今週はオークス、来週はダービー。楽しみましょう。
 GOOD LUCK!!