2018 予想 第20回 京都ジャンプステークス(J・GIII)

 京都障害コースは完全に前有利。最後の直線も非常に短く、テンから前に行った馬が有利となる。スタミナもさることながら飛越の能力も必要になってくる、というか障害レース全般に言えることだが落馬せずに完走できる馬を選ばなくてはいけない。当たり前の話ではあるのだがこれが中々難しい。

 

◎4マイネルプロンプト
 色々悩んだが、本命はこの馬に。危なげない飛越というのもあるし、障害レースで4勝している実績はこの手薄のメンツの中では目立つ方だ。足りないのは障害重賞実績だけだが、しかし前走中山の清秋ジャンプSの2着に6馬身突き放した勝ち方から本格化したとみて本命。
 あとはハナを叩いて飛ばすであろうタマモプラネットをどうやって、そしてどこで捕まえるかだ。まあ、仮に届かなくて逃げ切りを許しても馬券内にはいるだろう。なお、落馬の経験はない。

 

◯2ミヤジタイガ
 障害レース3勝、障害重賞で掲示板内の成績もあり、またこのレースと同舞台だった前走の京都3170mの障害オープンでは5馬身差の圧勝。昨年の京都ジャンプSの時のような落馬さえなければ、コース相性と勢い、先行できる脚質などなど魅力多い。
▲3タマモプラネット
 前走の最終障害のあのまさかの落馬が嫌で単穴にしたが、長い障害戦のキャリアの中で落馬は前走の時のもの一回であるし、今回はこの馬に匹敵するような実績ある馬はいない。よって、いつも通り離した逃げの手に出るだろうが前走のようにバテバテにはなるまい。まともにやれば勝ち負け。

 

△1ゼンノトライブ
 ややポジションは後ろめの馬だけに勝ち味に遅いのだが、それゆえに3着食い込みに注意。小倉サマージャンプで4着しているのだから馬券に絡んできてもおかしくはない。
△5ツジスーパーサクラ
 障害レースで2勝しているだけだが、このメンツならばおさえる必要が出てくる。
△7タマモワカサマ
 ここと同舞台の牛若丸ジャンプS(障害OP)で2着しているし、前走の小倉サマージャンプでは5着と好走。意外と侮れない。
△8エルゼロ
 取り立てて強調材料がないが、障害OPで3着が3回あることから無欲の着拾いを警戒。

 

買い目 3連複フォーメーション 9点
4-2,3-1,2,3,5,7,8 
GOOD LUCK!

2018 予想 第23回東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス(GIII)

 チャンピオンズカップのステップレース、東京ダートマイルの重賞、武蔵野ステークスを予想する。ダート戦の定石としては先行有利となるのだが、ダートでも直線が長い府中で、しかもクラスが重賞ともなるとそうは言ってられない。強い先行馬には何かしらの印を打っておさえるべきだが、中心視するのは差し勢で構わないだろう。

 

◎15ウェスタールンド
 外枠有利のコース形態で、15番はおいしい。別定戦でもあるので実績を重ねた馬が57kgを背負う中、56kgで臨めるのも有利な点だ。そして何より3戦前にダート転向してから底を見せていない。ぽんぽんと速い上がりを使って1000万、1600万を連勝しシリウスSではクビ差の2着、舞台が府中に変わるのは願ったり叶ったりといった次第だ。有力馬が何かしらのマイナス材料を抱える中、この馬に関しては何も見当たらない。不動の軸馬である。

 

◯4サンライズノヴァ
 この馬もまた強烈な末脚を武器にしており、近走はオープン特別ばかりとは言え、差し馬で安定した着順を出せているのは好印象なのだが……やっぱり枠が悪い。外枠の方が芝を長く走れるから、ではなく、内枠の差し馬という文脈でだ。詰まってしまう恐れが大きいなあという感じ。実際、昨年の武蔵野ステークスでは3枠6番で12着と大敗を喫した。オアシスSや欅Sなどでは内枠にもかかわらず2着に持ってきているが、換言すれば内枠だとオープン特別でも2着に持ってくるのが精一杯と言えるのではないか。とはいえユニコーンSをはじめ、府中が合っていて、かつ実績も本レースの出走馬の中ではある方だ。直線で進路を確保できれば突き抜ける可能性はおおいにある。
▲10ナムラミラク
 逃げ先行馬で一番手と言えるのはこの馬。条件戦時代とはいえ、府中のダートで前々で運んで良績を残している。はっきりとした逃げ馬がいないので、重賞での好走こそないがオープン特別で連続2連対の成績でも、思い切ってハナを叩けばひょっとするかもしれない。鞍上もルメールにスイッチさせている点から陣営の本気度がうかがえる。

 

△5イーグルフェザー
 キャリアのほとんどが府中の1400か1600で、まさにここはホームといった具合。武蔵野Sのデータを見れば、前走が条件戦でも準オープンなら馬券になっているので、実績不足ではあるが軽視は危険と判断、おさえ。
△7ユラノト
 先行馬で2番手ならこの馬ではないか。また、多少控えての好位差しもできる若干の自在性を備える器用さも魅力。重賞経験はアンタレスSのみだが5着ならそこまで悪いとは言えないだろう。おさえ。
△11グレンツェント
 いかんせん長期休養明けなだけに印を上げづらいのだが持っている実力はピカイチ。
△13メイショウウタゲ
 個人的な話だが、この馬に幸四郎が乗っていた条件戦時代は何度もお世話になった。オープンに勝ち上がって以降、時折激走するもだんだん成績が落ちていったが、ここに来ての復活劇は嬉しい。エニフSでの久々の勝利はフロックではないことを南部杯で証明した。勢い続く今こそ買い時。
△16インカンテーション
 この馬に限ってはもはや語る必要もないかと思うが、強いていうと本番のGIレースよりはこの武蔵野Sなどといった前哨戦に強い馬。昨年の覇者である。馬齢と休み明けを考慮して印は下げたが怖い1頭。

 

買い目 3連複軸1頭流し 21点
15-4,5,7,10,11,13,16
GOOD LUCK!

2018 予想 第20回東京ハイジャンプ(J・GII)

 日曜、東京9レース目にて施行される障害重賞、東京ハイジャンプを予想する。
 障害レースの一般論として先行有利というものがあって、それは府中であってもそうなのだが、東京ハイジャンプに限っては実力馬が集まる関係からか、意外と差しが届く。といって差し馬なら何でも届くわけではなく、障害重賞で通用したとか、あるいは障害OPで強い内容で勝った等、実績を残している差し馬なら信じてよいレースとなっている。
 オジュウチョウサンのような他を圧倒する逃げ先行馬はおらず、今年の東京ハイジャンプは混戦模様だ。差し馬に警戒して網を広めに投げてみようと思う。

 

◎10タイセイドリーム
 2年前の東京HJは2番手からの先行で3着、2年前の新潟JSで勝った時も3,4番手につける競馬で本来は先行馬なのだろうが、この頃は5,6番手に控える競馬をするようになり、中山グランドジャンプで4着、東京JSで3着、そして前走新潟JSで障害重賞2勝目。中団待機が板につき、どのようなレースにも対応できるようになった。東京障害コースは複勝率100%。勝ち負けだろう。

 

◯2サーストンコラルド
 本レースと同舞台の東京JSを、2着に5馬身離して差し切り勝ちした点を高く評価。フロック視されている感があり、買うなら今だ。
▲4ルペールノエル
 府中の障害コースでは秋陽JS(障害OP)1着があるがそれのみで、この舞台が合うのかどうかわからないが、この馬も好位か、あるいは差しに回っても毎回、確実に上位着順に迫る競馬ができている。今年に入っても阪神SJを3着、中山GJを4着、前走京都HJを2着と元気いっぱい。冒頭でも述べたが絶対的な存在がいないのでこの馬が勝っても何ら不思議ではない。
△3タマモプラネット
 去年の東京HJで3着した馬。はっきりとした逃げ馬で、おまけに今回のメンツでは同型がいない。単騎逃げとなること濃厚。粘り込みに注意。この馬はスタミナがあるぞ。
△6ビットアレグロ
 期待している穴馬。まず、2017年の東京JSで8番手から追い込んで3着という成績がある。そして前走、前々走と新潟の障害OPをこれまた差し切り勝ち。馬券内ありうる。
△9シゲルクロカジキ
 前走で障害重賞に初挑戦し、及ばずの5着だったがまだ見限るには速い。差し脚は強烈なものがある。
△11ヨカグラ
 正攻法というか、3,4番手に控えて徐々に進出するお手本のような競馬でついに障害重賞に手が届き、前走で小倉SJを制覇。3番手辺りで折り合えばひょっとする。

 

買い目 3連複軸1頭流し
10 ― 2,3,4,6,9,11 15点

GOOD LUCK!

2018 予想 第66回アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(GII)

 土曜の東京メイン、府中牝馬ステークスを予想する。もともとエリ女杯のステップレースのようなものだったが、2014年より本レース1着馬にエリ女杯優先出走権が与えられることとなった。
 東京1800は一般的に前有利と言われるし、開幕してまだ二週目でもあるし、行った行ったの前残りで決まるとまでは断言できないが、強い逃げ先行馬がいるなら注意は必要だと思われる。一方、差し勢の中では、シンガリ一気は相当に強い馬でないと厳しい、中団のポジションをとれれば好戦するだろう。

 

◎6ジュールポレール
 今年のヴィクトリアマイル勝ち馬。府中は二回走って(1.0.1.0)、去年のVマイル3着、今年のVマイル1着で、府中との相性はよい方だろう、少なくとも苦手ではないはず。問題なのは距離適性。戦績を見てみるとマイラーだと思うが条件戦時代に1800で勝鞍があり、2000でも2着がある。エリ女杯の大敗から推測するに、2000までならこなせる馬だと思われる。
 中団待機かやや先行する脚質が向くと思い、本命に。

 

◯10ディアドラ
 秋華賞馬で、前々走はドバイターフを3着、府中に関して言えばオークス4着がある。この馬の場合は、1800と2000の距離で抜群の実績を残している。前走のクイーンSも強い勝ち方だったし、有力馬は休み明けが多い中、夏に一戦している点も良い。対抗に下げた理由は後方一気のタイプだからだ。勝ち負けすると思うが脚質がちょっと合っていないんじゃないかなあ、実力はあるのであっさり差し切り勝ちしてもおかしくはないが。
▲1クロコスミア
 近走が不振なものの、昨年の府中牝馬ステークス勝ち馬。そして1枠1番、脚質は逃げ。札幌記念で休み明けを叩けているし、昨年の再現があっても不思議ではない。馬場も展開も味方するのではないか。
△2フロンテアクイーン
 実に2017年9月の準オープンから重賞も含む5戦を走って連続2着が続いている。最後の詰めが甘いのか、歯痒い競馬ばかりだが、ポジティブに換言すれば重賞であっても相手なりに走れる安定感があるわけだ。こういうタイプの馬は馬券から切りづらい、おさえ。
△3ソウルスターリング
 前走のクイーンS3着を復活と見るかどうかだが、まだちょっと不安なのでおさえるだけにしておく。
△10リスグラシュー
 府中と相性がよく、オークス安田記念以外は馬券内。府中マイルのアルテミスS東京新聞杯を勝っており、距離面においてはローズS3着、秋華賞2着があるのだから問題はない。ただ後ろに下げすぎている競馬をやっているので、そこがどうか。

 

買い目 3連複軸1頭5頭流し 10点
6 ― 1,2,3,4,10

GOOD LUCK!

2018 予想 第4回サウジアラビアロイヤルカップ(GIII)

 いよいよ秋の府中開催がスタート。先陣を切る重賞、2歳府中マイルGIIIサウジアラビアロイヤルカップを予想する。かつて2歳OP特別のいちょうSとして施行されていたが2014年に重賞格上げ、2015年に現在の名称へ変更という経緯を持つ。
 さて、天候やそれにともなう馬場状態がよく読めないが、さほど影響を与えるものではないらしい。それよりは開幕週であることを考えた方がよい。たとえば、秋の府中開幕週の日曜には毎日王冠(GII)が組まれているが、あのウオッカが2008・2009年と出走した際には2年連続でハナを切って、この馬のキャリアの中では異例の逃げの手に出たことを思い出してもらえるとよいと思う(2年連続2着だったが)。それくらい騎手や指示を出す調教師も開幕週であることに意識的だということだ。
 今年のサウジアラビアロイヤルカップの出走馬は(まあ例年そうだが)新馬や未勝利を勝ち上がった馬がほとんどだ。前走の位置取りや、そこから想定される脚質も重要だが、素質や現時点での能力が高いと思える馬を素直に買った方がよい結果に繋がるだろう。
 で、今回のメンツの中には明確な逃げ馬が実は1頭も存在しない。同じく差し馬っぽいのはいても追い込み馬と呼べるような馬もいない。頭数も8頭なので多分、団子状態で終始レースが進むか。となれば中団に位置取り、直線迎えて好位から抜け出すような馬が理想的だが、開幕週だから先行馬と思われる馬にも注意したい。

 


3連複フォーメーションを想定

◎4グランアレグリア
 夏の6月のこととなるが牡牝混合の新馬戦を圧勝。着差こそ2馬身だが走破時計が非常に優秀で、同舞台の府中マイルを1:33:6。これは府中マイル2歳オープンの平均の走破時計が1分34秒台であることを思えば驚異的だ。上がり3ハロンも33.5と決め手も備える。鞍上はルメール。この馬に逆らうのは難しい、強いてマイナス材料を挙げれば4ヶ月の休み明けということくらい。連は確実と思う。牝馬でもやれるだろう。

◯コスモカレンドゥラ
 前走1800m、データとして馬券圏内率が高い距離短縮組である。府中マイルは中距離馬並みのスタミナが要求されると言われるように、距離短縮組は本当によく走る。この馬の場合、前走の距離だけでなく舞台が中山だったというのも、殊に開幕週においては大きなプラス材料になるはずだ。恐らくは先行するだろうが、粘れる体力は十二分にある。

→出走回避を確認したので予想から取り消し、▲、☆をそれぞれ一つ上位の印へ変更(10/04 20:10)

2アマーティ
 8月の中旬に新潟のマイルでデビュー、その時にくりだした末脚は33.3。平坦で日本で一番長い直線である新潟外回りだから出た数字であることは確かだが、全出走馬の中で一番の上がりの時計とあっては注目せざるを得ない。 
▲1シャドウエンペラー
 新馬戦はクビ差の争いとなったが逃げ馬を捕まえて差し切り勝ちは数字以上に強く見えた。阪神の重馬場で34.7の上がりを出すのだからタフさはあるだろう。

 

△6サムシングジャスト
 馬自体は新潟外回りで上がり33.5秒を出しているように優秀。しかし屋根が変わって横ノリになったので色んな意味で怖い。鞍上がどう乗るつもりか全くわからないが、おさえ。
△7セグレドスペリオル
 前走の阪神マイルの勝ち方が好印象。3馬身離した着差もさることながら、上がり3ハロンは35.0(稍重)でそのレースの上がり2番手が35.4なので一頭だけ異次元の脚を使っていたことになる。鞍上の川又がネックかもしれないがそのせいで人気は落ちると思うし、ヒモに入れておくと面白そう。
△3ドラウプニル
 前走500万下出走組はほぼ来ないというジンクスめいたデータがあるのだが、データクラッシャーになれるか。モレイラ鞍上、左回りの中京マイルで新馬勝ち、上がりもそこそこ速いし、さすがに切るのは勇気が要ったのでヒモには入れる。

 

買い目
3連複フォーメーション 7点
4→1,2→1,2,3,6,7

GOOD LUCK!

 

2018 予想 第20回阪神ジャンプステークス(J・GIII)

 障害レース戦線も秋を迎えて、暮れの大一番である中山大障害にむけて動き始めるのだが、先陣を切るのは阪神障害コース3140mで施行される阪神ジャンプステークスである。
 コース傾向としてはとにかく前有利で、それぞれ位置取りが決まって縦長になった時に、7番手辺りにはいないと厳しい、というものがある。
 もう一つに阪神ジャンプステークスという障害重賞の傾向もあり、これがなかなかはっきりしていて、まず1番人気は過去10年3着以内率100%、勝ち負けになるかは別として1番人気が馬券圏内から外れることはない。で、1番人気が必ず絡むなら固い決着が多いのかというと、実は違うという所がこのレースの面白いポイント。4番人気以下の伏兵が絡むケースが多いのだ。1,2,3番人気で決まった年は過去10年で一度もない。
 軸は1番人気、そしてヒモの方は波乱が起きることを期待して、なるべく網を広めに投げておきたい。思わぬ高配当(障害重賞にしては、だが)がとれるかもしれないのだ。

 

3連複フォーメーションを想定
◎4アップトゥデイト
 もはや語ることもないと思うが、1番人気は確実で、馬券にはほぼほぼ絡むと見てよいはず。小倉サマージャンプでも言及したことだが、やはり勝ちを取りこぼしやすく、アップトゥデイトは去年の阪神ジャンプステークスは勝っているものの、一昨年つまり2016年の阪神ジャンプステークスは2着とやっぱり勝ちを取りこぼしている。脚質も理想的でこのメンツなら楽に勝ってもらいたいものだが、3連単馬単で1着固定は意外と危険だと思った方がよいだろう。

 

◯2マイネルフィエス
 こいつが小倉SJで落馬しなければ私の馬券も当たっていたはずなのだがそれはさておき、やや後方から攻めるタイプではあるが、馬券圏内には十分届くし、実際にそういった戦績となっている。2017年の阪神ジャンプステークスでは3着だった。アップトゥデイトの次点となるとやはりこの馬だろう。
▲7シゲルクロカジキ
 障害重賞初挑戦となるが、本レースのメンツを眺めるとこの馬はそれなりに実績がある、と言える。長らく障害未勝利から脱せずにいたが、今年の3月に阪神障害コースで初勝利、続く阪神の障害OPで3着、前走福島の障害コースで行われた障害OPを差し切り勝ち。阪神の障害コースと相性が良さげな点も好材料だ。もしかしたらアップトゥデイトを倒すのはこの馬かもしれない。

 

△3メイショウダッサイ
 前走の小倉の障害未勝利戦の勝ち方、二番手追走から1と1/4馬身離した点を評価しておさえ。
△6サムライフォンテン
 昨年の10月に障害未勝利を脱してから中山大障害中山グランドジャンプなど強気に使ってきて結果こそ出てないが、重賞レベルのレースの場数を多く踏んでいる点を評価した、良い感じの人気の無さで、この穴馬が来てくれたら嬉しい。このメンツならば、障害未勝利を勝ち上がった直後の馬たちよりは信頼性が高いと思っている。
△8シゲルスズキ
 シゲル軍団の人気のない方の馬だが阪神の障害コースで障害未勝利を脱した点、あとは小倉サマージャンプで3秒以上離されたが11頭中の6着という点、前走も小倉の障害OPを4着している点を評価。3着に食い込む可能性は十分ある。
△9ラヴアンドポップ
 2歳時の際にはコスモス賞を勝ち、札幌2歳Sでは4着、その後は低迷して障害戦に活路を求めてきたタイプなので、若かりし頃の平地実績も加味して、おさえておきたい。

 

買い目 3連複フォーメーション
4→2,7→2,3,6,7,8,9 の9点。

GOOD LUCK!!

2018 予想 第3回紫苑ステークス(GIII)(秋華賞トライアル)

 秋競馬の始まりを告げる重賞、かつてオープン特別だったがGIIIに格上げされて今年で3年目の3歳牝馬限定中山2000m、紫苑ステークス秋華賞トライアル)を予想する。
 予想する上で注意したいのは、まず開幕週であること。芝の状態は良い、天気の影響もさほどないようで、普通の馬場として予想してよさそうだ。そしてトリッキーな中山が舞台ということ。中山実績がある馬が望ましい。

 荒れると思っているので手広く流す。

 

◎14ノームコア
 4戦して(2.0.2.0)と、着外なし。中山実績はまずアスター賞(500万下)を勝利、フラワーC(GIII)は3着。前走はフローラSを3着。脚質は逃げだろうが、番手に控える競馬に徹していて結果を残している。中山実績もさることながら、意外と前走フローラSの内容が良かったように思えるのだ。フローラSは春の府中開幕週で施行されるレースなので開幕週キラーというかなんというか。府中の長い直線でも3着に粘った内容、そして脚質から判断して、中山開幕週のこのレースは絶好と思える。鞍上にルメールを乗せられた点も良い。勝つか否かは別として3着以内には入着してくれそう。

 

◯1マウレア
 実績だけ見れば主役はこの馬で間違いない。ただ中山は未経験、武豊は中山は不得意、脚質は差し、差し馬の最内枠と買いづらい要素が結構並ぶ。むしろここで凡走して秋華賞で人気落としたところをヒモに入れたいな、などと思ったが。抜けている力でねじ伏せるか、馬場、コース傾向に苦戦するか、ちょっと判断できず、対抗で。
▲15レッドベルローズ
 新馬こそ府中だったが、次に中山のフェアリーS(GIII)を3着、ここと同舞台のミモザ賞(500万下)を先行抜け出しから中々の勝ちっぷり。この馬、来ると思う、本レースの条件との相性は抜群だ。


△3パイオニアバイオ
 フローラSで2着したことと、権利をとって迎えたオークスは7着とそれなり健闘しているし、本番はまあ措いといてトライアルならやれてよい。未勝利脱出は中山2000mだったことも加味しておさえ。
△4サラス
 上がり馬としてはこの馬をおさえておきたい。阪神の2000mの古馬混合500万下を勝ち、1000万下でも2着と十分買える結果。早い上がりが出せるので直線猛追で権利取りを意識した馬券内食い込みに注意。
△5ロサグラウカ
 中山2200mの水仙賞(500万下)を3番手から勝ちきった点を評価。オークスは力負けだろうがこの馬もトライアルならやれてよい。脚質も合う。
△8ランドネ
 先行脚質であることと、3歳限定だったとはいえオープン特別の格を持ったスイートピーSを2番手から進めて勝った内容を評価。脚質も良し。本命馬と同じくトライアルなら走っておかしくない。
△9カレンシリエージョ
 あまり人気していないようで、穴かな。前走小倉1800の500万下を2番手から進めて2着に2馬身つけて勝ったのだから、馬券内はあっておかしくないような。
△11ハーレムライン
 勝ち鞍はすでに3つ。中山で未勝利を脱し、府中の500万下で2勝目、そして中山のアネモネS(オープン)で3勝目。問題は距離だとは思うがここならやれてよいはず。

 

ガミろうと何だろうと当てに行く感覚で、3連複軸1頭流し8頭の28点
14―1,3,4,5,8,9,11,15

Good Luck!!