データ整理で出てきた中でまだ読めるものをなるべくup 2011/08/20 ハリガネムシの、全体的の総括としては隙のない小説で完成度が非常に高い。文章文体にも特段文句を言えるものもなく、むしろ小説というものにこなれた様子すら伺え、近年の芥川賞受賞作品で…
札幌競馬場、最後の重賞は2歳中距離重賞、札幌2歳ステークス(G3)。 せっかくの土曜重賞なので、2歳戦は不得意だがやってみよう。さすがに開催が進んできたので、小回り洋芝と雖も、先週の札幌の芝は差しが意外と決まっていたような覚えがある。 芝1800m戦は…
新潟の障害コースは、設置される竹柵障害の間隔が長く、差しで決まらない。とはいっても穴としては通じる。1,2,3着全てが先行で決まってしまう場合もあるが、やはり1頭は脚質差し追い込みやマクリが入ってそれなりの配当を演出してくれる。如何に差し馬を馬…
一ヶ月ぶりくらいの更新。どうもこの夏は忙しいのだが、せっかくの夏の祭典なので芝レースだけど札幌記念を予想しよう。 土曜の札幌の芝は、小回りという特質も手伝っているのだが断然先行有利。チョイ差しは決まる。むろん、洋芝適性も重要な要素だ。函館、…
前記事の続き。青臭すぎるのは退けて、まだ読めるものを紹介。 「或る少女の死まで―他二篇 (岩波文庫)」 室生犀星 岩波書店 693 円 読了(2013-05-17) ☆☆☆★ たとえば犀星を専門にする人は、どのようなものであっても欠陥を認めつつも容赦をしたり擁護してしま…
データの整理をやっていたら4,5年前に書いた感想文が出てきたので、一部を紹介。中上の感想文だけ明らかに文字数が異常に多いのだが、昔からそれほど好きだったということでしょう。 「潤一郎ラビリンス〈13〉官能小説集 (中公文庫)」 谷崎 潤一郎 中央公論…
今週のお題「私の『夏うた』」 夏と言えばTUBEかサザンオールスターズとつい口にしてしまうのは昭和生まれの哀しい性である。私は末期の昭和62年生まれだけども。しかしながらTUBEもサザンも、ありきたりと言っても未だ根強い支持がありそうで、そういうスー…
今週で阪神競馬と共に春の東京競馬開催も終わる。そんな春の東京開催、最後の重賞は、土曜8Rの障害重賞、東京ジャンプステークス(J・GIII)である。 東京ジャンプステークスは東京障害特別(秋)として1956年に設立。1999年東京オータムジャンプ(J・GIII)に変更…
今週は日本で土曜重賞がないので、アメリカ競馬三冠最終レース、ベルモントステークスを予想する。日本馬からはUAEダービー2着、ヒヤシンスS1着のエピカリスがルメール騎乗で参戦。←※11エピカリス出走取消を確認。 舞台はベルモントパーク競馬場ダート2400m…
いよいよ日曜は日本ダービー。その前に今週の土曜競馬唯一の重賞は京都ハイジャンプ(J・G2)05/27(土)第8レース(発走13:50)。春開催最終週を迎える京都競馬の最後の重賞である。 さて予想。今回の出走馬のうち、障害重賞勝ち馬は一頭もいない! 荒れそうであ…
第一に優先する事柄は、物を書く事である。じゅうぶんに時間を設ける、準備するというのももちろん大事だしやっていく。それとは別に、今までの読書傾向を多少変化させていく必要を感じている。 ※これから書いていく事は、創作の刺激を得んがためのものであ…
京都ダートの1900mは1800mと大して変わらないし、差しが決まりやすい1400mと比べると傾向は一変して大体先行馬で決まる。ただ留意として差し馬であっても中団前後に位置を取れば届かない事もない。シンガリから一気は絶対にないっていうだけで。 今回のメン…
京都新聞杯(GII)、ダービーのチケットを懸けて賞金加算を狙う。 さて、この世代の牡牝において牝馬の方が、なんて事はよく言われているけど私はあまり感じない。ただ牡馬勢で順調に使えている馬乃至は抜きんでた強さを誇っている馬はいなさそうだとは感じる…
まずはクイーンエリザベス2世Cから。 今年の日本馬はネオリアリズムが参戦。出走頭数は8頭となり、絞っていって、賭金も調整しないといけないから意外に難しいと思う。 簡単な前走データで見てみよう。香港内外を問わずにグレードや着順を調べる。・過去10年…
更新としては一ヶ月弱ぶりかな。桜花賞を現地観戦したり、気管支炎になったりと色々忙しかった。 さて、第14回福島牝馬ステークスの予想へ。 ヴィクトリアマイルのステップレースではあるが、東京京都開催の裏である福島の、しかも土曜の、さらに古馬牝馬GII…
まずは阪神スプリングジャンプから。 別定ということもあり障害重賞勝ち馬が多数参戦して中山グランドジャンプのステップでは一番面白いメンツが揃った。予想の仕方としては、3900mなので障害競走でも長距離を走っていて、好走している事をメインに考える。…
まずはオーシャンS。 チューリップ賞は荒れる気配が微塵も感ぜられないので、恐らくそれなりの配当が出るであろう、中山芝1200mのオーシャンSから行ってみよう。 阪神競馬にも言える事なんだが、今の中山開催もまだ開幕2週目。皐月賞の時分をイメージして予…
武幸四郎、ジョッキー引退ということで、そこそこやれていたジョッキーの引退というとミッキー(松永幹夫)の阪急杯ブルーショットガンが思い浮かぶのだけど、どうでしょうね。あの時は私はコスモサンビーム本命で、途中で予後って可哀想な結果になったりし…
まずはダイヤモンドSから。 東京芝3400mという、2マイル3200mでもなく(昔の天皇賞秋は3200mでした、シービーの時には今と同じ2000mになった)そこに1ハロン足して3400mというわけのわからないマラソンレースで、特殊で施行回数少ないということは、リピー…
JRA公式の馬場情報では2/9の天候不順の際、4.0mmのみぞれで雨量を計測しているが芝ダートともに良馬場発表。乾燥する季節でもあるし、さほど問題視しなくてよいだろう。 で、クイーンCだが、前に行く馬がかなり多い。もちろん世代限定戦なので抜けた強さを持…
(1)感想など 読書メーターに書いたものだとこう。何というか255文字で感想書けと言われると無理な小説なので、こんな風にしてお茶を濁した。 実に11年ぶりの再読である。18歳の私は怒ったのだ。だってホールデン、君は私が言わずにおいた事をのべつ幕なしに…
基本的に土曜重賞とかニッチなものやろうと思っている競馬予想コーナーなので、土曜に重賞が回ってこないようだと全然更新できないので、今日はやろう。 根岸Sを中心に。芝短距離は苦手なんで、そっちは短評で。 根岸S さて、根岸Sだが、開幕した冬の東京開…
正月期間は松ノ内までの事で色んな説の内でも最大に伸ばして1月15日までは正月っしょという事で去年を振り返る。今書きながら去年はどうだったかと思い返しているが覚えてない箇所がいっぱい。そりゃそうだ、かなりスカスカな1年だったから。 1月2月は小説を…
あけおめことよろ!!! ぶっちゃけ東西金杯が何日か忘れていて小一時間前に気付いたので詳しい予想はもう書けんので、だいたい馬番と印のみの形で。 中山金杯 Cコースに変更ながら年越して連続開催みたいなものなのであんまり前がどうのという予想はせず、まず…
今週は有馬記念、の前に障害重賞のGIがある、中山大障害。皐月賞の週にあるのが中山グランドジャンプ。 今年も同年の中山GJ馬がいてここを制覇すれば文句なしにJRA賞となる、オジュウチョウサンね。 で、中山GJの場合は馬を見るしかないのだけれど(もちろん…
香港国際競走の中で日本馬出走レースで買える4レースを全部買う。あんまりごちゃごちゃ書くのも面倒なので短評と買い目を中心にスパスパと。 攻略するにあたっては地元勢(香港)が有利なのか、他国(香港から見た海外馬、日本馬含む)に侵略されているのか…
施行回数の歴史だけあるザ・隙間重賞で長らく秋口の朝日CCで定着していたが2歳牡馬GIが阪神に移ってきたので朝日の名が取り上げられて呼びづらくなった。阪神芝1800m外回りハンデ戦になって、今年で5回目。このままの条件で定着するかと思いきや大阪杯GI昇格…
先にステイヤーズSの方から。春天を凌ぐ2マイル2ハロン3600mのマラソンレースなので、人気上位5頭が抜けている気がするが、年に一度しかない条件なのでなるべく手広く。フォーメーションで。 ◎3アルバート アルゼンチン共和国杯を叩いて2着して順調。これが…
お題「初めて買ったCD」 記憶の輪郭は時を経るごとにぼやけていく。色の濃淡もまた薄くなっていく。とある部分は鮮明に覚えているのに全体像が思い出せない、子供の頃の記憶は特にそうだ。過ぎし日々の追憶に耽って昔は良かったと言う人もいるが、私はそうは…
課題図書 饒舌体のものとして 宇野浩二・蔵の中・子を貸し屋(岩波文庫)(絶版中?)・苦の世界(岩波文庫)・思い川・枯木のある風景・蔵の中(講談社文芸文庫) センチメンタルなユースフルデイズものとしてサリンジャー(フラニーとゾーイーは既読。ライ…